武道館に参戦したヘッズは
とりあえず今日はおつかれさまだ。
管理人も気持ちの整理がつかないくらい
大変興奮している状態だ。
参戦できなかったヘッズのためにも
今回の武道館ワンマンライブを
簡単にまとめていこうと思う。
来場者特典

パブロ直筆のフライヤーだが
大師橋や川崎市のマンホールが上手く描かれている。
来場者に無料配布されるCDも
地元の池上コインランドリーが描かれている。

BAD HOP ALLDAYのvol2で
BreatHのロゴ入り。
BreatH of South

17時過ぎに現地を訪れたが
物販はTシャツとタオルが完売していた。
人気のアイテムが完売した後も
物販に並ぶ列は太く長く続いていた。

武道館前に大勢のヘッズが
写真撮影やら会話などで留まり
スタッフに注意されながら来場する。
会場入口までの列も
1時間近く途絶えない光景を眺めていて
転売の横行による空席の心配はここで消え失せる。

会場内の全シートに
般若の「おはよう武道館」のフライヤーが置かれていた。
パブロのコケたらスターじゃないじゃんが
地味に本人にはプレッシャーになりそうではある。

会場のムードは
開演を目前にして最高潮に達する。

武道館が真っ暗になり
スクリーンに映像が映し出される。
メンバーをそれぞれ紹介するかたちで
重低音とともに大迫力の演出がなされる。
“武道館”
「絶対失敗するからやめとけよ」
って言われてたけど
ここでコケるやつってのは
スターになれないじゃん
T-Pablow
武道館でコケてたら
そいつはスターじゃない
T-Pablow
BreatH of Southのプロローグが始まった。
みんなひとりひとりが主役
誰かが表に立ってやってくれてるじゃなくて
YZERR

3ヶ月と非常に短期間のなかで
YZERRを中心に演出のリハーサルが
終夜綿密に行われていたようだ。
「本当に自分たちがかっこいいんだ」
って胸を張れる音楽で
武道館だったり何万人の相手に対して
できるんだってことを
YZERR
正直、日本の音楽業界は見てわかる通り
おかしい
T-Pablow
そのシステムを変えれるんだったら
変えてみたい
自分たちだって思ってるし
その力を持ってるのがHIP HOPだから
俺たちならできるんじゃないかなって
T-Pablow


会場の声援とともに
白煙に包まれたメンバー全員の姿が現れる。

BreatH of South!
日本武道館!
T-Pablow
始まってすらないこのShow
全てを奪い取るこの手に
先すら見えない街を
BとHで深く吸い込みT-Pablow
登場にふさわしい
「Prologue」から公演が始まることとなる。

明らかにMCが少なかったため
メンバーの体力が心配だったが
クオリティーの高いパフォーマンスが続いた。
Tiji Jojoが会場を煽るが
Benjazzyがそれに続いてさらに煽る場面もあった。
ゆきかずはヘッズの心を鷲掴みにすることも心得たようだ。
Benjazzyが好きで好きでたまらねぇヘッズ、どんだけいんだーーー!?https://t.co/7zfahALM7u #badhop pic.twitter.com/cERbPJlwzf
— BADHOP PRESS -公式BOT- (@badhoppress) 2018年11月13日
ゆきかずが好き好きでたまらないヘッズは
ゆきかずのラップを日本全土に届けていこう。
今日という日を待ち望んでいたかのように
YZERRからはいつも以上に真剣さが伝わる。
ずっと昔から自分たちのやり方を曲げず
自分たちで全部こだわって企画や制作を続け
自分たちの足でここまで来たんだと言い切る。
つまり、口だけじゃねぇってことだよ
YZERR
ここで「口だけ」につながり
武道館のムードをさらにアツくさせる。
Diamondでは
まさかの事態も起こった。

夢に見たシチュエーション
俺たち照らす iPhone
昔じゃ有り得ないよ
輝く俺ら diamondYZERR
ひとりも観客がいなかったライブなど
頭の中で過去の出来事が蘇ってきたのか
T-Pablowに続いてYZERRも歌えずに涙してしまった。
会場いっぱいのライトが
彼らを押し上げるように照らし続けた。
badhoppress.com/tpablow-summerbomb
一通り歌い終わったあと
メンバーが長いこと裏から出て来なくなり
会場からはアンコールの声援が響き渡った。

そうこうしていると
BreatHの衣装を身にまとって
メンバーが再びステージに上がった。
何曲か披露するも
あの曲がまだ来ない。
Kawasaki Drift -No New Friends ver.- #badhop pic.twitter.com/2rp8LHo8UN
— BADHOP PRESS -公式BOT- (@badhoppress) 2018年10月28日
そう、「Kawasaki Drift」だ。
周囲もドリフトドリフトとざわざわしていた。
終盤でT-Pablowが切り出す。
楽して成功したとかよく言われるけど
ここまで来るのにいろんなものを失ったよ
友達も亡くしたし
今も刑務所にいたり
ヤク中になってたり
辞めたメンバーだっている
T-Pablow
最初の頃なんか
BAD HOPよりも
T-Pablowが先に来て
金魚の糞だとか言われ続けて
こいつらも本当に苦労してきたよ
T-Pablow
けど
ここに立ってる
T-Pablow
23歳で幼馴染と武道館に立てるラッパーいるか
他に
T-Pablow
いろいろ馬鹿にだってされてきたよ
笑われたりもしたよ
T-Pablow
けど
この景色みたら
全部がどうでもよくなったよ
本当にありがとう
T-Pablow
ここまで最速で来れた理由って何だと思う?
才能?努力?いろいろあると思う
けど、そんなんじゃねぇ
T-Pablow
俺たちが跨がってんのが
世界の川崎だからだよ
T-Pablow
ここでドリフトが爆音でかかり
会場のムードはローからトップに引き上がる。

良いことも悪いことも含め
彼らのルーツが詰まった川崎。
川崎の掃き溜めから
今や老若男女にストリートドリームを見せてくれる
立派なアーティストへ変貌した。
自身のルーツをぶらさずに
自分たちがやりたいことをやる信念が
彼らを最速で武道館へ導いたといっていいだろう。

爆発音とともに
無数のテープが舞い上がる。
あまりにも音が大きすぎたため
ケータイを落としそうになったヘッズもいたり
耳をおさえているメンバーもいたため心配だ。

最高の時間をありがとう。
彼らと年代が近ければ近いほど
自分も頑張らなければ
といった気持ちにもなるだろう。
彼らはまだまだでかいことに挑戦していく。
ヘッズが東京ドームと叫ぶと
T-Pablowも笑みを浮かべていた。
日本の音楽シーンを変えるため
次、彼らはきっとそこを目指すだろう。
しっかり我々ヘッズも
彼らについていけるようにしなければならない。
コメントまとめ
BADHOP武道館ライブでの
2018のbenjazzyさんソロ思い出して
寝れなくなった。
かっこよすぎて鳥肌たった
BADHOP武道館ラスト間近で
ワイザーが泣いて周り見渡したら
皆がiPhoneのライトで照らしてて
ファンの行動にこっちが泣いたわ!
2018いちばん輝いてた
ダイヤモンドたちにありがとう
やっぱ行くべきやった
BADHOP武道館。
自分らが2年後23歳なったとき
どんな景色見よんやろね
なんもなく歳とってくだけは
ほんとに焦ってくる
BADHOP 武道館公演
どんな方向に向くかは
人それぞれだけど
あの現場にいた人達の人生は
絶対に変わるだろうなぁ
もうすでに変わっただろうなぁって
武道館ライブのせいで
BADHOPしか聴けない
耳になってしまいました。
BADHOPの武道館ライブのコメ欄に
紅白出て欲しいってあってワロタ
もしHIPHOPがなくて
この才能たちが
どこかに埋もれてた
と思うとゾッとするな
大手事務所に入らず、
自分たちの稼いだ金で
武道館抑えて満員。
惜しげも無く金をぶち込んだ
デカイスピーカーから出る
心地いいベースに包まれて揺れた。
でも、なにより、
ファンが彼らをまだまだ
押し上げようとしてる空間で
幸せでした!
badHop武道館で
50代ぐらいのマダム2人組が来てて、
関係者のお母さんかと思ったけど
2階席だし‥違うよね
その方達はライブでめちゃくちゃノッてて
一緒に歌ったりしてた!
カッコいいマダムファンでした♬
いくつになってもライブ楽しめる
って本当に素敵だと思いました♬
カッコいい!!
当然すごい事ではあるんだけど、
まじでBADHOPが武道館やっただけで
世の中の雰囲気めっちゃ変わってきてる…
本当にすごい!時代のうねりみたいなの
リアルタイムで肌で感じたの
初めてかもしれない。すごい
大学で
BADHOPの武道館ライブの
話している連中いて
彼らの影響力を確認した
スーツで来てた人いたから
ワイザーが殴った先生かな
冗談抜きで
BADHOPの武道館サイコーだったな、
今年どころか、
人生で一番くらいの感動を覚えた
BADHOPの人たち、
武道館の日誰もインスタに
ストーリー投稿してなくて
そうゆうの好き
昨日のBADHOPの武道館に行った人は
わかってる人だし、
行かなかった私はポンコツ
(日本のヒップホップ史の
重要地点を見逃す)……
これは今年の後悔案件1位の勢い……。
T-Pablowが
「次は20歳で武道館やる
ラッパーが観たい 」と言ってて、
自分たちが武道館に立つことの
意義がわかりすぎてて感動。偉大。